最近Raspberry Pi(ラズパイ)やArduino(アルドゥイーノ)の話題で盛り上がっていますが、先日Maker Faire Tokyo 2014に行って電子工作に火がついた私は久しぶりに秋葉原を散策してみる事にしました。
実は数年前までこの秋葉原(旧交通博物館近く)に住んでたんですが、当時はメイド喫茶やAKB48には興味があっても電子工作には全く興味がなく、久しぶりの秋葉に意気揚々としながら秋月電子や千石電子を徘徊し、駅近くの旧ラジオ会館へと散策していました。
そして旧ラジオストアーあたりのショップで見つけたのが今回紹介する「光源追跡マイクロロボット(MR-LST-1408)」です。
説明書
用意するのはハンダごてとプラスドライバーのみ。
説明書を見ながらパーツを組み立てるのですが、本体が小さいのでハンダ付けで苦労しました。
パーツ名が書かれているので壊れてしまったときには個別に調達できます。
裏側には配線図も書いてあります。
外観
上部にはボタン電池(LR44)が2個付いてます。日頃は小さいと思うボタン電池もこのくらい小さいロボットでは大きく見えます。
正面の左右のフォトトランジスタが光源を検知して追尾します。
iPhoneの強烈なライトを照らすと、生き物のように正確に感知して追いかけて来ました。
タイヤの外側が透明なゴム製になっており、モータの回転部分がそのゴムに接触する仕組みになっています。
タイヤを止めるネジをキツく締めすぎると回らず、ゆるいと回転しないので、ここが一番のポイントです。
銀色の小型モーターが動力です。
光源を感知した方と反対側のモーターが回るようになっています。
完成時の外観はこんな感じ。
大きさは2.5cm四角でとても小さいのですが、自分で明るさを検知して追跡する立派なロボットです。
感想
子供の頃(数十年ぶり?)以来のハンダ付け作業だったので、ハンダ付けに相当手間がかかり、基盤に多く付け過ぎたハンダを吸取線で取り除く作業などで2時間以上かけて出来上がりましたが、ハンダ付けに慣れた人なら1時間程度で作れると思います。
それでもいろいろ苦労して作った甲斐があって、初めて動いた時は感激しました。
電子工作の入門編としてはいい教材だと思うので、皆さんも是非チャレンジしてみて下さい!
メーカーURL:株式会社アイ・エス・ティ